熱田神宮から鶴舞公園をグルリ周ってのラン。 [走る]
先日の日曜は朝方まで降っていた雨が昼前にはすっかり上がり日がさしてきたので久しぶりにランへ出かけた。
取りあえず自宅近くの伏見通を南下して熱田神宮へ。
神域は大勢の人で大変賑わっていた。名古屋に赴任して初めてになるのでまずご挨拶申し上げた。
そしてお札と厄除けの破魔矢を頂いた。
参拝の後はアテもなくフラフラ走り、途中酒屋で酒を購入し、鶴舞公園までやってきた。
桜はとっくに散ってしまっているが広い園内でしばし休憩。
何とものどかな雰囲気に眠たくもなる。やはり外は気持ちがいい。
その後走りながらスーパーで買出しをしたりして約17kmを2時間40分で打ち上げ。
気持ちよいランだった。
取りあえず自宅近くの伏見通を南下して熱田神宮へ。
神域は大勢の人で大変賑わっていた。名古屋に赴任して初めてになるのでまずご挨拶申し上げた。
そしてお札と厄除けの破魔矢を頂いた。
参拝の後はアテもなくフラフラ走り、途中酒屋で酒を購入し、鶴舞公園までやってきた。
桜はとっくに散ってしまっているが広い園内でしばし休憩。
何とものどかな雰囲気に眠たくもなる。やはり外は気持ちがいい。
その後走りながらスーパーで買出しをしたりして約17kmを2時間40分で打ち上げ。
気持ちよいランだった。
掛川新茶マラソン完走。 [走る]
昨日は掛川新茶マラソン当日。お天気は素晴らしかったがタイムは平凡。4時間37分台。日頃の練習が全く足らないのがよくわかった。
こんなんじゃ100kなんて到底ムリ。
チョット真剣にランしないと!
名古屋に戻ってバタバタして更新してませんでしたがようやく落ち着いたのでチョロチョロ再開していきます。
よろしくお願い申し上げます。
こんなんじゃ100kなんて到底ムリ。
チョット真剣にランしないと!
名古屋に戻ってバタバタして更新してませんでしたがようやく落ち着いたのでチョロチョロ再開していきます。
よろしくお願い申し上げます。
荒川30kガス欠で失速、2時間50分位。浅草水口食堂で反省会。 [走る]
コースは小松川公園から荒川河口へ、そして河口から四ツ木辺りまで上り、また河口へ下り小松川公園ゴール。河口へ下るときは結構な向かい風。それでも中間点辺りまではペースメーカーについてキロ5分で走れていた。しかし徐々に脚が重くなってくる。それも今までトラブったことのない両方のふくらはぎが。ペースが落ち始める。痙攣も起きて20km辺りで止まってしまう。練習不足か?膝や大腿は何でもないのに大変悔しい。それからはストレッチしたり走ったりの繰り返し。でも残り5kmを過ぎ粘って走り始める。脚は重いけど予想より20分位遅く2時間50分位でゴール。フィニッシャータオルをかけてもらい荷物を受け取り芝生の上でのびてしまった。今までに経験したことのないような脚の重さ…考えてみれば朝会場でバナナ1本しか食べていない。要するにガス欠、調整の失敗のようだ。これだけ数多くレースに出ているのに30km位だったら何とかいけると完全に舐めていた。いやいやこれは大反省。1月は130km位走って多くはないけど少なくもない、でも調整不足はだめだ。ということを浅草水口食堂で反省したのであった。
北大ラン、今日で100k超え [走る]
正月気分も今日が最後。あ~何だか早かったな~
そう考えると何だかグダグダしてしまい、もうお昼前。
いかん、いかん。堕落してしまう。
外気は-6℃の中、走りに出かける。
北大構内の道は凍結していて走りにくい。そして寒い。観光客の姿はさすがに少なくなった。
でも走るとひたすら黙々という感じで余計なことを何も考えないのがいい。
もちろん後どれくらい走ろうか、などとは思ってはいるのだが。
このリセット気分が止められない一つの理由であるな~
ただ手が痛い。疲労のせいか膝も少々痛む。
根性なしがたたって、15km、約1時間45分で切り上げてしまった。
でも何とかこの正月中に6日間で100kmを超える距離を走ることができたのはまあまあか。
そう考えると何だかグダグダしてしまい、もうお昼前。
いかん、いかん。堕落してしまう。
外気は-6℃の中、走りに出かける。
北大構内の道は凍結していて走りにくい。そして寒い。観光客の姿はさすがに少なくなった。
でも走るとひたすら黙々という感じで余計なことを何も考えないのがいい。
もちろん後どれくらい走ろうか、などとは思ってはいるのだが。
このリセット気分が止められない一つの理由であるな~
ただ手が痛い。疲労のせいか膝も少々痛む。
根性なしがたたって、15km、約1時間45分で切り上げてしまった。
でも何とかこの正月中に6日間で100kmを超える距離を走ることができたのはまあまあか。
一旦休みの最後も北大ラン [走る]
札幌:9時現在、-6℃。晴れ。積雪56cm。この正月、札幌周辺に関しては荒れるといわれていたのがほとんど雪も多くは降らなかった。ただ、温度はすこぶる低くてつらいけど。
さて、休みも一旦は今日で終わり。北大へ走りに行きましょう。
モリシとAモトシと合流。
さすがに元日を除き、4日間走っているので脚に疲労感が。脚が前へ出ない。
いつもなら2-3km走ると脚がこなれてくるのだが今日は全然ダメ。キロ6分台は出ない。
5km走れるかどうか不安だったが、他の2人についてくうちにとりあえずクリアー。
まだ何とかゆっくりは走れそうだったので、もう少し様子を見ながら走る。
それにしても冷気が顔を刺す。手がかじかんできてだんだん感覚がなくなる。
集中力が欠けてくる。
10km超え、さあどうするか、とりあえず15kmまでは頑張ろう。折角ツライ中走っているんだからここで止めたら勿体ない。
15km走って、もう一声!と後3km走って打ち上げた。2時間15分、18km。
とりあえず5日間で91km走行。100kmに行かないのが気持ちの問題。
さて、休みも一旦は今日で終わり。北大へ走りに行きましょう。
モリシとAモトシと合流。
さすがに元日を除き、4日間走っているので脚に疲労感が。脚が前へ出ない。
いつもなら2-3km走ると脚がこなれてくるのだが今日は全然ダメ。キロ6分台は出ない。
5km走れるかどうか不安だったが、他の2人についてくうちにとりあえずクリアー。
まだ何とかゆっくりは走れそうだったので、もう少し様子を見ながら走る。
それにしても冷気が顔を刺す。手がかじかんできてだんだん感覚がなくなる。
集中力が欠けてくる。
10km超え、さあどうするか、とりあえず15kmまでは頑張ろう。折角ツライ中走っているんだからここで止めたら勿体ない。
15km走って、もう一声!と後3km走って打ち上げた。2時間15分、18km。
とりあえず5日間で91km走行。100kmに行かないのが気持ちの問題。
北大で走り初めそしてサロマの案内が [走る]
あっという間に大晦日。そして走り納め。 [走る]
最近はブログの更新をスッカリサボってしまっている。その場ですぐ書かないと思い出しながらの作業がツラくなってきている。
さて今日は大晦日。と言っても札幌で過ごしているのはずっと一緒。正月を迎えるにあたっては昨日掃除をして今日夜に予約したおせちが届くくらい。でも年越し蕎麦と雑煮は食べるので鶏肉使ってだしをとり薄口醤油、酒と味醂、そして白だしを加えて汁完成。
さてと、ということで走り納めに北大へ。昨日は季節外れのみぞれの中20km、今日はどうなるか?
気温は-3℃、路面は昨日溶けたものが再凍結して凸凹激しく走りにくい。
途中モリシと合流。km6-7分前後。手袋をしていても段々と冷たくなっていき感覚がなくなっていく。でも走り納めなので根性出して頑張り、25km、2時間45分でフィニッシュ。走り納めとしては満足して終わった。
さて今日は大晦日。と言っても札幌で過ごしているのはずっと一緒。正月を迎えるにあたっては昨日掃除をして今日夜に予約したおせちが届くくらい。でも年越し蕎麦と雑煮は食べるので鶏肉使ってだしをとり薄口醤油、酒と味醂、そして白だしを加えて汁完成。
さてと、ということで走り納めに北大へ。昨日は季節外れのみぞれの中20km、今日はどうなるか?
気温は-3℃、路面は昨日溶けたものが再凍結して凸凹激しく走りにくい。
途中モリシと合流。km6-7分前後。手袋をしていても段々と冷たくなっていき感覚がなくなっていく。でも走り納めなので根性出して頑張り、25km、2時間45分でフィニッシュ。走り納めとしては満足して終わった。
大雪の北大構内で21kmラン [走る]
今日9時現在、0.5℃。雪。積雪68cm。朝方にかなり降り16cmの新たな積雪。
札幌では平年の4倍以上の雪とのこと。確かに札幌在住8年目になるが年末でこれだけの積雪は初めての経験だ。初雪が遅かったのに、それを取り返す以上の早さで降る雪には驚いてしまう。
しかしランナーにとっては雪の上での訓練はとても重要。
先週に引き続き、北大構内へ。
先週に比べれば、大量の雪が。
でも靴で踏みしめるような感覚なので先週よりは走りやすい。
いつもの元気堂MCのメンバー、モリシと合流。そのうち最年長メンバー68歳のAモト氏、そしてお弟子さんも合流して、走っていく。
一人だとなかなか気持ちが続かないが、仲間と一緒だと楽しい。
結局約21kmを2時間40分位で完走。
肉離れの箇所は異常なし。フムフム、満足、満足。
これで富岡ハーフに出れなかった悔しさも少しは晴れたかな。
札幌では平年の4倍以上の雪とのこと。確かに札幌在住8年目になるが年末でこれだけの積雪は初めての経験だ。初雪が遅かったのに、それを取り返す以上の早さで降る雪には驚いてしまう。
しかしランナーにとっては雪の上での訓練はとても重要。
先週に引き続き、北大構内へ。
先週に比べれば、大量の雪が。
でも靴で踏みしめるような感覚なので先週よりは走りやすい。
いつもの元気堂MCのメンバー、モリシと合流。そのうち最年長メンバー68歳のAモト氏、そしてお弟子さんも合流して、走っていく。
一人だとなかなか気持ちが続かないが、仲間と一緒だと楽しい。
結局約21kmを2時間40分位で完走。
肉離れの箇所は異常なし。フムフム、満足、満足。
これで富岡ハーフに出れなかった悔しさも少しは晴れたかな。
富岡ハーフを棄権して北大ラン [走る]
朝、9時現在:-3.3℃、曇り。積雪29cm。
今日は本来は「群馬サファリ富岡ハーフマラソン」に出場予定だったが、先日の神戸マラソンでの左大腿後部肉離れで無理もできないので、棄権となった。今年最後と意気込んでいたのでとても残念。でも、無理をして再発しても仕方がないので、諦めることとした。
そんな中、今日は元気堂MCのモリシとお弟子さんと3人で北大構内をスロージョギングした。
足元はこの通り大変滑りやすく危なっかしい。
初めは寒さもあったが次第に温まってきて、汗も感じるようになる。
脚の方はほとんど症状もなく順調に走れている。
でも、滑らないように気をつけながらなので、変に力が入っているせいか、膝に少々負担がかかっているようだ。
それでも、約15kmを2時間15分位で走りきった。
神戸以来のしかも故障後で雪道の上という状況を考えると満足できる走りになった。
今日は本来は「群馬サファリ富岡ハーフマラソン」に出場予定だったが、先日の神戸マラソンでの左大腿後部肉離れで無理もできないので、棄権となった。今年最後と意気込んでいたのでとても残念。でも、無理をして再発しても仕方がないので、諦めることとした。
そんな中、今日は元気堂MCのモリシとお弟子さんと3人で北大構内をスロージョギングした。
足元はこの通り大変滑りやすく危なっかしい。
初めは寒さもあったが次第に温まってきて、汗も感じるようになる。
脚の方はほとんど症状もなく順調に走れている。
でも、滑らないように気をつけながらなので、変に力が入っているせいか、膝に少々負担がかかっているようだ。
それでも、約15kmを2時間15分位で走りきった。
神戸以来のしかも故障後で雪道の上という状況を考えると満足できる走りになった。
第2回神戸マラソン完走記 [走る]
朝のスタート地点は気温8℃台、快晴であった。18000人ものランナーがこのフラワーロードに集結している様は圧巻である。約1時間前にスタートレーンに整列した。
8時半よりセレモニーが始まる。岩手県陸前高田高校の合唱に続き、震災犠牲者の霊に黙祷。
改めて神戸を走る意味をかみしめる。Qちゃんを始めとするゲストの紹介もあるうちに9時を過ぎた。どうなったんだろうと思っているといきなり「さあ、スタートしました」とのアナウンス。少々ずっこけてしまった。
何せ人が多いので先へ進まない。2分30秒後ぐらいにスタート地点通過。
さあ、この生まれ故郷の神戸の街。頑張って走り抜くぞーと気合を入れる。
三ノ宮駅から元町駅に向かい、鯉川筋から栄町通りに入る。沿道は大変な人でスゴイ。
直前の左右の曲がりを経て神戸駅東から多聞通りへ。広い道路、走りやすくなる。
ペースは5分10秒台から20秒台くらい。まあまあのペース。でも何か左股関節から臀部に違和感。何だろう?でもまあいいか、とりあえずこのペースで走り続けてみよう。
神戸市立西市民病院前を過ぎたところで5km地点。
間もなく給水ポイント。立ち止まって水をぐっと飲んで出発。そして90°の曲がりを経て新長田駅高架へ。この辺りは震災で被害が大きかったところ。でも応援の人の多さはスゴイ。皆口々に声援を送ってくれている。マンションのベランダからも大勢の人が手を振ってくれている。
涙出るな~いや~もう感動だな~
鉄人28号のモニュメントの横を通り、JR神戸線と平行して走る。電車の中からも皆が手を振ってくれている。
小さな起伏をやり過ごし鷹取駅前、須磨海浜公園駅前を通過し、国道2号に出る。
大勢の人の中須磨駅前で10km地点。54分前後。最初人の多さでスピードを出せなかった割りにはキロ5分の前半でこれている。よしよし、この調子。
でも左脚の違和感は続いている、ちょっとひどくなっている様な。ちと心配。
連戦で疲れているのか?まあ、ええわ。なる様にしかならん。
そして右手に須磨浦公園へさしかかり瀬戸内海を左手に望みながら走っていく。
ここはクオーターマラソンのゴール地点でもあり賑やか。平清盛にあやかって武将の格好をした人たちの一団も居て盛り上がっている。ハイタッチの嵐。元気出るな~
一方で海上では多くの漁船が大漁旗を上げて応援してくれている。もうスゴイ!
遠くには母たちが待っている折り返し地点の明石海峡大橋が見え、そしてまさに小学校の遠足でよく行った鉢伏山の麓を走っている。
そして垂水区に入り塩屋駅前へ。ここは物心ついたときから中学校まで暮らしたところ。
人の応援と相乗効果で涙が出て止まらんわ。脚も痛いけどそんなもん、気にならんわ。
JRとの海岸との間の国道2号を走り、15km地点通過。
垂水駅手前の福田川を交差点をわたる。垂水駅北に約20年母の居場所があった。
もうグーッと来っぱなし。色々な思い出が頭の中を駆けめぐっている。
本当に走れてよかったとしみじみ嬉しい。コースは漁港道路に入る。
沿道の声援、相変わらずスゴイ。
マリンピア神戸の前を通過し、そのボルテージは一層上がる。
さあ、明石海峡大橋が間近に見えてきた。ここの折り返し地点では母や姉や姪たちが待っているはずだ。
国道2号に再び出て舞子公園に差し掛かると鈴なりの人たち。これではわからんかな~?
なるべく沿道に近いところを走ってみるがいる予定のところにも見つけられなかった。
折り返してゆっくりと沿道の人たちを見渡すが、いない(結局その時間はもっと選手を見やすいところを探して移動中であったとの由)。
止まれないのでやむなくそのまま走っていく。サンバも踊ってとても賑やか。元気になる。
来た道を引き返し、漁港道路へ。神戸市漁業協同組合の前ではおばさんたちがおにぎりの焚き出しをしている。あ~ありがたい。この日は時間がなくて朝から何も食べずに走るという大失敗中だったので本当に助かった。
「一杯食べや~!」と言ってくれるも脱水で喉に引っかかりそうだったので小さいのをかじりながら走っていく。そして間もなく20km地点。54分越えているが5分30秒以内では収まっている。
でも先日の大井川よりは遅いペースか。脚のことが気になっている様な感じ。とりあえずペースを落とすなよ。
さあ、それでも、もうちょっとで中間点やと思ったときに、その、気になっていた左大腿後面が痙攣を起こした様にグキッと衝撃を起こす。力が抜け、前に転倒しそうになる。
ありゃ~こりゃ何や?立ち止まって屈伸運動をするも痛い。
でもこんなところで歩くのはいややな~
恐る恐る走りに切り換え。踏ん張りが効かない。立ち止まってはさすり、屈伸運動をする。
参ったな~
これでは後半分以上残ってんのに無理やないか。4時間切りどころかリタイアか。
必死の思いでストレッチをしている横を皆が通りすぎていく。
う~ん、悔しいな~泣きたいな~
クソ~このままで終われるか!
だましだまし走る。キロ7分ペース。もういい、このペースでも走れるだけラッキーや。
中間通過:1時間57分台
予想より7分遅い。でもいい。走れる間はこのペースで走ろう。
国道2号線を塩屋駅前からJRを越えて走ったところで左大腿に2度目のアタック。
思わずコースの横の柵に掴まってしまう。
こりゃ~無理かな~折角の神戸なのに。悔しいな~!
脚をさすりながら泣けてくる。踏ん張りが効かない脚にしかし腹立たしさは感じなかった。
今年もうこの神戸で11レースを走ってくれた。しかも休日には長距離の自主連にも付き合ってくれた。感謝しこそすれ腹立たしさはなかった。
「とりあえず歩くか?何せ制限時間は7時間やし。メダルくらい欲しいわな~。後20km位を5時間近くでゴールできるわ。キロ15分でOKや」
何か気持ちが楽になった。気のせいか脚の辛さも少しはマシになった様な気がする。
少しずつ走ってみる。おうおう、走れるぞ。でも調子に乗るな。慎重にや。慎重に。
応援がすごいので歩きにくい要素もあるのだが、だましだまし走り始めることができる。
この嬉しさといったら、ペースは遅いけどなかった。自分にはない何かが働いている様な感じがして、こんなことは初めてだった。
須磨駅の手前で25km地点を通過。それでもキロ7分台で踏みとどまっている。
この調子で行けるところまで行こう。後17km、キロ7分で行ってもいいわ。
後2時間ばかり、何とか5時間切りで行けるか。
目標は大幅に後退したが、それもマラソン。いい、いい。
無理をせず悔いがなけりゃそれでいい。これが最後じゃないんやから。
絶対神戸マラソンの完走メダルをもらうんや!
須磨海浜水族園の手前で給食エリア。羊羹、どら焼(地元では「みかさ」という)、バナナ、神戸コロッケなど種類が多い。
羊羹を食べて糖分補給、そして神戸コロッケで塩分補給。もうこれが美味しいの何の!
水も飲みスポーツドリンクも飲み屈伸運動をしてさあ出発や。
先程より走れる様になっている。キロ6分台。これは意外。脚に感謝!
30km地点通過。2時間51分台。10kmラップ1時間位。
この状態でキロ6分は上出来。でもキロ5分20秒台以上を出さないと4時間切りは無理。
ここでサブ4狙いは完全に断念。できれば4時間半切りでの完走を脚が許してくれるのであれば狙いたい。12kmを1時間40分弱。キロ8分台で持続すれば可能。これは行けるかな。
よし!頑張るぞう~!
ここですごく気が楽になった。重しが取れた様な気になり、脚の運びも少しずつ速くなってきた。でも慎重さは忘れるな!
30km超えの山は感じなかった。息もあがっていない。脚もつらいけど頑張れる。
気持ちに余裕があった。
前回大井川でサブ4を達成して今回はそれ以上を狙っていたのだが、これがマラソンの世界。
いろんなことが起こる。これが面白いのがよくわかった。走れる喜びを感じて走れることが如何に幸せか。選手じゃないんだから、その時その時で目一杯頑張れればそれでいい。
ホームスタジアム神戸や中央市場前ではさらに応援が多くなる。
進んで近くを通ってハイタッチをする。
後ろから「兄ちゃん、ありがとう!」とお礼を言われた。
何でなんや、お礼を言うのはこっちでしょうが。それがお礼を言って下さるのか。
泣ける、泣ける。今回は泣いてばっかりや。
一体感を感じる。
そしてハーバーランドに入り、大声援に包まれ、神戸駅南の交差点からいよいよ難所の「浜手バイパス」の上りに差し掛かる。
最初の150m位で一気に10mを上る。
お~でも歩いてないぞ、走れてるわ!いや~感動!
そして自動車専用道にて応援はないが、横のマンションの踊り場から10数人がメガホンなどを持って応援してくれている。もうたまらんな~、これやこれがマラソンの嬉しいところや。
タイムなんて二の次や。あ~嬉しい。とにかく嬉しい、幸せ。神様仏様、本当にありがとう!
浜手バイパスを上りきると昨日泊まったホテルやポートタワーの横を通りすぎる。
ここで立ち止まって写真を撮る。
素晴らしい。
再び走り始める。キロ6分ペースに復活している。脚はこのペースで大丈夫みたいだ。
周りのボランティアの人たちの声援を受けさらに上りにししかかりこのレースのハイライト、神戸大橋へ。
自動車道の神戸大橋を走っている自分がいてそして振り返って見ると今まで走ってきた神戸の街が一望できる。
感動とかもうそういう問題じゃない。言葉にできない。マラソンをするようになって本当によかった。本当にただそれだけ。
立ち止まって写真を撮る。
夢の中にいるみたい。夢ちゃうやろな。
脚が痛いから現実やな。
神戸大橋からは一挙にポートアイランドに向かって下りになる。
一気に下りちょっと膝にくるが下ったところが残り4km地点。
ここからはしおさい公園に入る。周りのランナーたちはかなり疲労困憊な様子。
私は歩みは鈍いが、そんなに疲れてもいない。それ以上にポートアイランドからの神戸の市街地の眺めが素晴らしいのに感動している。
残り3kmを過ぎ40km地点。3時間55分位。10kmラップ1時間4分位。
思った以上に粘れている。これは4時間10分台を切れるかもしれない。
予想外の状況にエンジンがかかった、といっても脚は痛くてこれ以上は速く走れないが気持ちが乗ってきた!
グングン、グングン。機関車のように走り続ける。
全く辛くはない。脚の痛みも勲章のように思える。
阿波踊りの応援を受け、ますます乗ってくる。
残り2km、そして1kmを切った。
今まで経験した色々なことが走馬灯のように駆けめぐる。
本当に諦めないでよかった、本当によかった。
元気をもらって走れることがとても嬉しい。
私自身が元気を与えているかどうかはわからないが、私は元気をもらっている。
生まれた街神戸で走れる喜びに浸るのもそろそろ終わりだ。
さあ、ゴールまでの直線に入った。
よく見ると4時間7分台を指している。後200mちょっと。
10分は切れる。うわ~よくここまで来れたな~
脚は最後のスピードを上げている。
そしてよく見るとゴール前にQちゃんがいるではないか!
皆とハイタッチしている。
予想外の状況に年甲斐もなくときめく。
お~嬉しい!
そのQちゃんと私もハーイタッチ!
そして、ゴール!!!
コースに一礼して時計を見る。8分30秒位か。
まあ、タイムなんていい、よく頑張った。
フィニッシャータオルをかけてもらい、メダルをかけてもらいふと見上げると真っ青な空。
涙でちょっと歪んで見えるけど、でも生きててよかった。
8時半よりセレモニーが始まる。岩手県陸前高田高校の合唱に続き、震災犠牲者の霊に黙祷。
改めて神戸を走る意味をかみしめる。Qちゃんを始めとするゲストの紹介もあるうちに9時を過ぎた。どうなったんだろうと思っているといきなり「さあ、スタートしました」とのアナウンス。少々ずっこけてしまった。
何せ人が多いので先へ進まない。2分30秒後ぐらいにスタート地点通過。
さあ、この生まれ故郷の神戸の街。頑張って走り抜くぞーと気合を入れる。
三ノ宮駅から元町駅に向かい、鯉川筋から栄町通りに入る。沿道は大変な人でスゴイ。
直前の左右の曲がりを経て神戸駅東から多聞通りへ。広い道路、走りやすくなる。
ペースは5分10秒台から20秒台くらい。まあまあのペース。でも何か左股関節から臀部に違和感。何だろう?でもまあいいか、とりあえずこのペースで走り続けてみよう。
神戸市立西市民病院前を過ぎたところで5km地点。
間もなく給水ポイント。立ち止まって水をぐっと飲んで出発。そして90°の曲がりを経て新長田駅高架へ。この辺りは震災で被害が大きかったところ。でも応援の人の多さはスゴイ。皆口々に声援を送ってくれている。マンションのベランダからも大勢の人が手を振ってくれている。
涙出るな~いや~もう感動だな~
鉄人28号のモニュメントの横を通り、JR神戸線と平行して走る。電車の中からも皆が手を振ってくれている。
小さな起伏をやり過ごし鷹取駅前、須磨海浜公園駅前を通過し、国道2号に出る。
大勢の人の中須磨駅前で10km地点。54分前後。最初人の多さでスピードを出せなかった割りにはキロ5分の前半でこれている。よしよし、この調子。
でも左脚の違和感は続いている、ちょっとひどくなっている様な。ちと心配。
連戦で疲れているのか?まあ、ええわ。なる様にしかならん。
そして右手に須磨浦公園へさしかかり瀬戸内海を左手に望みながら走っていく。
ここはクオーターマラソンのゴール地点でもあり賑やか。平清盛にあやかって武将の格好をした人たちの一団も居て盛り上がっている。ハイタッチの嵐。元気出るな~
一方で海上では多くの漁船が大漁旗を上げて応援してくれている。もうスゴイ!
遠くには母たちが待っている折り返し地点の明石海峡大橋が見え、そしてまさに小学校の遠足でよく行った鉢伏山の麓を走っている。
そして垂水区に入り塩屋駅前へ。ここは物心ついたときから中学校まで暮らしたところ。
人の応援と相乗効果で涙が出て止まらんわ。脚も痛いけどそんなもん、気にならんわ。
JRとの海岸との間の国道2号を走り、15km地点通過。
垂水駅手前の福田川を交差点をわたる。垂水駅北に約20年母の居場所があった。
もうグーッと来っぱなし。色々な思い出が頭の中を駆けめぐっている。
本当に走れてよかったとしみじみ嬉しい。コースは漁港道路に入る。
沿道の声援、相変わらずスゴイ。
マリンピア神戸の前を通過し、そのボルテージは一層上がる。
さあ、明石海峡大橋が間近に見えてきた。ここの折り返し地点では母や姉や姪たちが待っているはずだ。
国道2号に再び出て舞子公園に差し掛かると鈴なりの人たち。これではわからんかな~?
なるべく沿道に近いところを走ってみるがいる予定のところにも見つけられなかった。
折り返してゆっくりと沿道の人たちを見渡すが、いない(結局その時間はもっと選手を見やすいところを探して移動中であったとの由)。
止まれないのでやむなくそのまま走っていく。サンバも踊ってとても賑やか。元気になる。
来た道を引き返し、漁港道路へ。神戸市漁業協同組合の前ではおばさんたちがおにぎりの焚き出しをしている。あ~ありがたい。この日は時間がなくて朝から何も食べずに走るという大失敗中だったので本当に助かった。
「一杯食べや~!」と言ってくれるも脱水で喉に引っかかりそうだったので小さいのをかじりながら走っていく。そして間もなく20km地点。54分越えているが5分30秒以内では収まっている。
でも先日の大井川よりは遅いペースか。脚のことが気になっている様な感じ。とりあえずペースを落とすなよ。
さあ、それでも、もうちょっとで中間点やと思ったときに、その、気になっていた左大腿後面が痙攣を起こした様にグキッと衝撃を起こす。力が抜け、前に転倒しそうになる。
ありゃ~こりゃ何や?立ち止まって屈伸運動をするも痛い。
でもこんなところで歩くのはいややな~
恐る恐る走りに切り換え。踏ん張りが効かない。立ち止まってはさすり、屈伸運動をする。
参ったな~
これでは後半分以上残ってんのに無理やないか。4時間切りどころかリタイアか。
必死の思いでストレッチをしている横を皆が通りすぎていく。
う~ん、悔しいな~泣きたいな~
クソ~このままで終われるか!
だましだまし走る。キロ7分ペース。もういい、このペースでも走れるだけラッキーや。
中間通過:1時間57分台
予想より7分遅い。でもいい。走れる間はこのペースで走ろう。
国道2号線を塩屋駅前からJRを越えて走ったところで左大腿に2度目のアタック。
思わずコースの横の柵に掴まってしまう。
こりゃ~無理かな~折角の神戸なのに。悔しいな~!
脚をさすりながら泣けてくる。踏ん張りが効かない脚にしかし腹立たしさは感じなかった。
今年もうこの神戸で11レースを走ってくれた。しかも休日には長距離の自主連にも付き合ってくれた。感謝しこそすれ腹立たしさはなかった。
「とりあえず歩くか?何せ制限時間は7時間やし。メダルくらい欲しいわな~。後20km位を5時間近くでゴールできるわ。キロ15分でOKや」
何か気持ちが楽になった。気のせいか脚の辛さも少しはマシになった様な気がする。
少しずつ走ってみる。おうおう、走れるぞ。でも調子に乗るな。慎重にや。慎重に。
応援がすごいので歩きにくい要素もあるのだが、だましだまし走り始めることができる。
この嬉しさといったら、ペースは遅いけどなかった。自分にはない何かが働いている様な感じがして、こんなことは初めてだった。
須磨駅の手前で25km地点を通過。それでもキロ7分台で踏みとどまっている。
この調子で行けるところまで行こう。後17km、キロ7分で行ってもいいわ。
後2時間ばかり、何とか5時間切りで行けるか。
目標は大幅に後退したが、それもマラソン。いい、いい。
無理をせず悔いがなけりゃそれでいい。これが最後じゃないんやから。
絶対神戸マラソンの完走メダルをもらうんや!
須磨海浜水族園の手前で給食エリア。羊羹、どら焼(地元では「みかさ」という)、バナナ、神戸コロッケなど種類が多い。
羊羹を食べて糖分補給、そして神戸コロッケで塩分補給。もうこれが美味しいの何の!
水も飲みスポーツドリンクも飲み屈伸運動をしてさあ出発や。
先程より走れる様になっている。キロ6分台。これは意外。脚に感謝!
30km地点通過。2時間51分台。10kmラップ1時間位。
この状態でキロ6分は上出来。でもキロ5分20秒台以上を出さないと4時間切りは無理。
ここでサブ4狙いは完全に断念。できれば4時間半切りでの完走を脚が許してくれるのであれば狙いたい。12kmを1時間40分弱。キロ8分台で持続すれば可能。これは行けるかな。
よし!頑張るぞう~!
ここですごく気が楽になった。重しが取れた様な気になり、脚の運びも少しずつ速くなってきた。でも慎重さは忘れるな!
30km超えの山は感じなかった。息もあがっていない。脚もつらいけど頑張れる。
気持ちに余裕があった。
前回大井川でサブ4を達成して今回はそれ以上を狙っていたのだが、これがマラソンの世界。
いろんなことが起こる。これが面白いのがよくわかった。走れる喜びを感じて走れることが如何に幸せか。選手じゃないんだから、その時その時で目一杯頑張れればそれでいい。
ホームスタジアム神戸や中央市場前ではさらに応援が多くなる。
進んで近くを通ってハイタッチをする。
後ろから「兄ちゃん、ありがとう!」とお礼を言われた。
何でなんや、お礼を言うのはこっちでしょうが。それがお礼を言って下さるのか。
泣ける、泣ける。今回は泣いてばっかりや。
一体感を感じる。
そしてハーバーランドに入り、大声援に包まれ、神戸駅南の交差点からいよいよ難所の「浜手バイパス」の上りに差し掛かる。
最初の150m位で一気に10mを上る。
お~でも歩いてないぞ、走れてるわ!いや~感動!
そして自動車専用道にて応援はないが、横のマンションの踊り場から10数人がメガホンなどを持って応援してくれている。もうたまらんな~、これやこれがマラソンの嬉しいところや。
タイムなんて二の次や。あ~嬉しい。とにかく嬉しい、幸せ。神様仏様、本当にありがとう!
浜手バイパスを上りきると昨日泊まったホテルやポートタワーの横を通りすぎる。
ここで立ち止まって写真を撮る。
素晴らしい。
再び走り始める。キロ6分ペースに復活している。脚はこのペースで大丈夫みたいだ。
周りのボランティアの人たちの声援を受けさらに上りにししかかりこのレースのハイライト、神戸大橋へ。
自動車道の神戸大橋を走っている自分がいてそして振り返って見ると今まで走ってきた神戸の街が一望できる。
感動とかもうそういう問題じゃない。言葉にできない。マラソンをするようになって本当によかった。本当にただそれだけ。
立ち止まって写真を撮る。
夢の中にいるみたい。夢ちゃうやろな。
脚が痛いから現実やな。
神戸大橋からは一挙にポートアイランドに向かって下りになる。
一気に下りちょっと膝にくるが下ったところが残り4km地点。
ここからはしおさい公園に入る。周りのランナーたちはかなり疲労困憊な様子。
私は歩みは鈍いが、そんなに疲れてもいない。それ以上にポートアイランドからの神戸の市街地の眺めが素晴らしいのに感動している。
残り3kmを過ぎ40km地点。3時間55分位。10kmラップ1時間4分位。
思った以上に粘れている。これは4時間10分台を切れるかもしれない。
予想外の状況にエンジンがかかった、といっても脚は痛くてこれ以上は速く走れないが気持ちが乗ってきた!
グングン、グングン。機関車のように走り続ける。
全く辛くはない。脚の痛みも勲章のように思える。
阿波踊りの応援を受け、ますます乗ってくる。
残り2km、そして1kmを切った。
今まで経験した色々なことが走馬灯のように駆けめぐる。
本当に諦めないでよかった、本当によかった。
元気をもらって走れることがとても嬉しい。
私自身が元気を与えているかどうかはわからないが、私は元気をもらっている。
生まれた街神戸で走れる喜びに浸るのもそろそろ終わりだ。
さあ、ゴールまでの直線に入った。
よく見ると4時間7分台を指している。後200mちょっと。
10分は切れる。うわ~よくここまで来れたな~
脚は最後のスピードを上げている。
そしてよく見るとゴール前にQちゃんがいるではないか!
皆とハイタッチしている。
予想外の状況に年甲斐もなくときめく。
お~嬉しい!
そのQちゃんと私もハーイタッチ!
そして、ゴール!!!
コースに一礼して時計を見る。8分30秒位か。
まあ、タイムなんていい、よく頑張った。
フィニッシャータオルをかけてもらい、メダルをかけてもらいふと見上げると真っ青な空。
涙でちょっと歪んで見えるけど、でも生きててよかった。